勉強関連の話ですが、より効率的に復習をする方法として効果的だといわれている方法のひとつに分散学習があります。
今日はそれについてまとめていこうと思います。
分散学習とは?
分散学習とは、
復習間隔を伸ばしていくテクニック
と考えてください。
要はどんな間隔であれ、復習期間を設け少しずつ伸ばしていく学習方法は分散学習です。
やり方は?
特に決まったやり方はありませんし、記憶するものによってもふさわしい復習期間というのは変わってきます。
しかし、どんなものを覚えるにしても一概に言えるポイントというのもありますので紹介します。
効果的な復習期間
現在の脳科学では、記憶が90%失われてから復習が最も効率的だといわれています。
もちろんこれは長期記憶に落とし込みたい場合の話ですから、テスト前に一夜漬けでする学習がとはワケが違います。
昔は「忘れる前に復習!」が基本でしたし、私自身そう教えられましたが、思い出す作業と長期記憶との研究が進んだ結果、現在はどうやらこの方法が良いとされているようです。
復習のポイント
それでポイントとしては、
復習の時に、「あ~これなんだったけな~~」となるくらいで復習できていれば効率が良いといえそうです。
何を暗記するかによっても記憶の残り方が違うと思いますが、これを念頭にしておくと適切な復習期間を決めやすいと思います。
集中学習は効果ある?
分散学習の反対は集中学習です。
テスト前の一夜で漬けをイメージしてもらえれば分かりやすいと思いますが、いわゆるあれが集中学習です。
よく数か月で何千語を暗記したとかよくありますが、それを長期記憶に残すためにはそれ相応の復習が必要になることは明らかです。
短期集中学習のメリットは、短期記憶でもしのげるテスト前の一夜漬け意外にはほぼないのかもしれません。
長時間勉強するとすぐに気が散って、注意が分散学習になる私には都合のいい話です。
(やかましい)
そのため、長期記憶に残したい場合は、毎日少しずつでも必要な部分を復習しなおす方がよっぽど効率的でしょう。汗
継続は力なりとはよく言ったものです。
分散学習アプリ
別記事で書いたこともありますが、分散学習帳というアプリがあります。
これが非常に使いやすいので私は気に入って使っています。
記憶したいものを追加しておけば、勝手に適切なタイミングで出題してくれますし、無料ですので試してみる価値はあると思います。
最後に
分散学習の効果的なやり方が分かったでしょうか?
基本的には復習間隔を延ばしていくテクニックなのですが、「忘れる前に復習!」ではなく、「記憶が薄れてから復習!」というのを頭に入れておくと効率的な復習期間を知る助けになるということも紹介できました。
最近は脳科学の分野がホットですから、科学的に良い勉強方法が何なのかがより明確になってきています。
やった気になるだけの勉強方法ではなく、実際に知識が身につく勉強方法を実践していきたいものです。
ではまた。